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ダメな経営〜売り上げが上がっているのに利益が出ない

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雑記

極端に売上を追求した経営者がいた。

売上のために、広告宣伝費をかけ、人手を増やし、設備も新しくした。

あの手この手で売上アップを追求し、望む売上までもう少し!

その時気づいた。

売上は昨年比で110%を上回るのに、利益の方はマイナス。

察しのいいあなたならもうわかっていると思う。

ただその経営者だって必死だった。それこそ寝る間も惜しんで働いていたし、勉強も随分とした。

ただほんの少し、意識や視野を広げれば学ぶ内容も結果も変わっていたはず。

本人の望んだ結果は手に入ったんだし、その結果マズいことに気がついたならまた学び直して再起すればいい。何にでもバランスって重要。

売上を追求した経営者

人口減少の田舎町では、去年と同じことをやっていては売上は減る一方。それは比較的人口の多い都市部だって同じかもしれない。

最盛期は5店舗、現在でも2店舗を経営するその経営者は、とにかく売上が減っていることを悩んでいた。

まぁ単純に、利益が売上を超えることはないし、売上が減るってことは世の中に必要とされていないのかもってことにも繋がるから。

彼はトップになって5年目だか6年目だかの年に目覚めた。

全社一丸となって売上を取りにいく!

彼は会社のトップではあったが、明確に指示を出したのはこれが初めて。彼自身もその決意を携え、全社一丸となるよう率先垂範で行動した。

 

  • 新聞折込、ネット広告、ポスティングと広告宣伝は思いつく限り。
  • 商品の値段も全て競合店舗よりも安く。
  • それらの結果、増えていく客数に対応するために従業員も採用し増員。
  • 先代からの古い設備は最新のものに買い替え、ピカピカの店舗でお客様を迎える。
  • 指示通り売上をアップさせた部門の担当には、その都度賞与並みのインセンティブを与えた(基本給の1ヶ月分!)。
  • 自身も店に出て汗にまみれながら商品を出す。
  • 売上がわずかに足りない月にはリアカーを引き行商のようなことまでやった。

果たして売上は昨年比の110%を下回らなくなった。

利益は出てますか?〜「儲かってまっか?」

勢いのある企業にはすぐに目がいく。これはどこの業界でも同じではないだろうか?

もちろんその企業にも多くの目が注がれた。

私がその経営者と知り合ったのも、そんなころだった。

他の知り合いの経営者から紹介をいただいたのだ。

「今勢いのある会社があるよ。知り合いだから一緒に行って勉強してみるか?」

 

確かに店の中は多くのお客さまで賑わっていた。目玉商品の売場ではまるでおしくらまんじゅう状態。

 

私と知り合いの経営者は、事務所に通され講義を聞くことになった。

ここまでにするのにどんな苦労があったのか?

何をすればここまでお客様を集めることができるのか?

しかし、講義の途中で私の知り合い経営者がこう漏らしたことで風向きが変わった。

「ところで社長、儲かってまっか?」

設備投資もしているから、今の今儲かっていなくても、回収の目処くらいはあるのだろう。私はそのくらいのつもりでいた。

「今は売上しか見てません!売上さえあれば儲けも当然出てくるのです!」

聞けば売上から仕入額をひいた粗利額までは見ていたが(見ているだけ)、損益計算書は見てもいない状態であった。

その場で損益計算書を確認してもらい、営業利益、経常利益がどうなっているのか確認してもらった。

※あくまで外部の人間なので計算書は見せてもらってません。本人に確認してもらいました。

「営業損失、経常損失・・・です。なんで???」

つまり赤字。売上を追求した結果、そのための経費がかかりすぎていたのだ。

あなたなら笑ってしまうような事例かもしれませんが、こんな経営者も現実にいらっしゃいます。

経営者はこれだけ見てればいい ということはない

経営者にとって、「この数値だけ見てれば良い」ということはない。

もちろんポイントや重要な数値、見るべき優先順位などはある。が、経営者。これだけでよい、ということはない。

もちろん、損益計算書だけ見てれば良い、ということにもならない。

厳しいようだが、会社の責任は全て、経営者にあるのだから。

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