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経営診断の練習1〜「企業設定と企業情報」経営診断をする診断士受験生

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中小企業診断士

経営者の許可なく、勝手に経営診断を進めていきます(笑)

この記事の企業が、診断士受験生である私が「勝手に」診断をする企業となります。

 

この企業状況や、今後実施していく経営診断は、

完全なる夢想とはいえません。しかしもちろん、事実でもありません。

事実をもとに加工した企業情報をもとに、診断の練習をしていきます。

 

それでは、今回はその舞台となる企業設定、企業情報から。

 

舞台となる企業の概要

立地と事業

田舎町(人口約8万人、商圏人口約3,000人)にある単独店のスーパーマーケットを経営する、創業35年の企業(2022年現在)。

 

企業の特徴

  • 経営者は2代目(初代経営者の息子)
  • 従業員約50人(うち約7割が女性)で、パートタイマー・アルバイトは約7割
  • 食料品をメインに扱う
  • 集客の手段は折込チラシ、SNSでの情報発信、各種独自イベント
    商品での集客は弱く、折込チラシでは価格戦略(低価格販売・ロスリーダー政策)をメインに据える
  • 仕入れ先は大手食品ボランタリーがメイン
    そのほか、地元や近隣県の食品製造業者からの仕入れもあり
  • 顧客は地元の住民が9割以上、うち年配顧客が多い

 

企業の組織構成

  • 単独店舗の運営である
  • 内部は大きく3つの部門に分かれる
    1.生鮮部門 2.加工食品部門 3.販売促進部門
  • 生鮮食品はさらに、「青果」、「水産」、「畜産」、「惣菜」の4つの部門に分かれる
    加工食品部門はさらに、「一般加工食品部門」、「デイリー部門」に分かれる
  • 仕入れ担当機能(バイヤー機能)と売り場責任者機能(マネージャー機能)を分けずに、同じ人物が仕入れ担当と売り場責任者を兼務
  • 販売促進部門は「販売促進の実行部」であり、内容の詳細は経営者と各部門(生鮮部門・加工食品部門)の責任者が立案
  • 経理に関する業務は、販売促進部門担当者が兼務で行う

 

舞台となる企業のSWOT分析

企業の強み

  • 経営者の学習意欲
  • 単独店経営であるため、環境変化への対応は柔軟にできる
    (環境変化を捉えることができれば・・・)
  • 独自仕入れによる競合他社と差別化された商品の取り扱い
  • 各担当者の知恵がすぐに商品、売り場に反映できる

 

企業の弱み

  • 経営者の学習意欲に偏りがあり、かつ知識がなかなか身につかない
  • 経営者の数値管理能力にはやや難あり
  • 環境変化を捉える情報収集力や、情報分析能力に欠ける
  • 独自仕入れによる商品選定が担当者の能力に依存しており、企業統一が図れていない
  • 担当者のやる気(気分?)に業績が左右されがち

 

企業の機会

調査中・・・

企業の脅威

調査中・・・

 

舞台となる企業の業績

企業の売上

  • 年間売上約8億円(うち生鮮部門6割、加工食品部門4割)
  • 年間客数約36万人
  • 平均客単価約2,250円
  • 平均客点数約10点
  • 平均1品単価約225円

 

企業の利益

2020年の感染症での環境変化までは順調に売り上げを伸ばす。
しかし、売上以上に経費をかけたため、営業利益はマイナス(赤字)。

 

赤字打破の政策として、次の点が話し合われた

  1. 商品販売価格の見直し(値入れ率の改善)
  2. 赤字での広告掲載商品の取りやめ(ロスリーダー政策撤廃)
  3. 労働分配率による各部門の粗利益額の予算化
    (予算に関しては売上予算すらない状態だったが(汗))
  4. 事業経費の見直し
    (コントロール可能経費の節約=節電・節水・変動人件費管理・販促経費見直し、など)
  5. 折込チラシの回数削減(週2〜3回を週1回へ)
  6. 高値入れが期待できる商品探索、取り扱い
  7. 食品販売にこだわらない事業の拡大

結果として、1、2、5、6、が実行され、7は保留となった。

 

舞台となる企業の2023年現状

物価上昇などによる企業への業績不安から、30代から40代の従業員の退職が相次いだ。
(物価上昇に加えて、経営者に対する不信感も、勘違いも含めて大きない理由であったようだ)

 

現場の従業員状況は、年配の方がメインである

現経営者は年配従業員よりも年下で、かつ在籍年数も短い。
本質的にこれらは経営とは関係はないのだが、年配従業員たちはここを意識している。

つまり、
「自分の方がこの会社に長くいる!自分の方が経営者よりもこの会社の経営、顧客、商圏を知っている!」
と、強く思っている。

このことが、学習意欲の高い経営者が立てる戦略に、待ったをかけることが多々あるようだ。

 

舞台となる企業の現状の課題

諸々の問題を孕んでいるが、早急に改善が必要と感じるのは

営業損失の早期解決(黒字化)

ではないでしょうか。

営業利益に減価償却費を加えた簡易のキャッシュフローがプラスであっても、営業利益自体を稼げなければ、徐々に滅んでいくようなもの。

 

そして、経営者の戦略を実行に移す際に必要となる「右腕」の存在。

人材育成するのか、他から採用するのかともかく、改善の現場リーダーは必要不可欠でしょう。

 

さらに、現場で改善実行をするミニリーダーの存在。

ここは理解力と行動力のある方を求めたいところ。

 

とはいえ、地方の田舎企業にそれほどの人材が揃うはずもなく・・・。
結局は自力で育てるしかないのが実態です。

 

結論、当面の課題は、

  1. 営業黒字化
  2. 人材育成力向上

といったところでしょうか。

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