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経営診断の練習2〜問題の発見と課題設定「赤字企業のやるべきこと」

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中小企業診断士

赤字企業がまず取り組むべきこと。

私が経営診断練習をしている企業では、赤字額が年々増加傾向にあります。

 

診断企業についての情報はこちらです

 

赤字企業がまず取り組むべきこと

結論から言うと、このような会社の場合まずは「赤字の改善」から入るべきではないでしょうか?

赤字である。

  1. 収益不足で最低限の事業活動を支えられない
  2. 費用を過剰に使っている
  3. 収益不足なのに費用を過剰に使っている

大まかに、この辺りが原因となりそうです。

赤字を解消するために、この3つの原因のどれが当てはまるのかをまずは調べます。

そして、

  • 収益面
  • 費用面(支出面)

から改善の戦術を立てていきます。

 

赤字の原因はなんだろう?

で、この企業の赤字の原因。
これを調べるのにはどうしたらいいのでしょう?

まずは以下を調べてみます。

  • 収益は適正に得られているのか?
  • 費用は無駄に垂れ流していないのか?

 

K
K

収益や支出が適正かどうかなんて、どうやって調べればいいんだろう?

できることからやってみましょう!

 

まずは損益計算書から見てみます

とりあえず、この企業の簡易損益計算書を確認してみましょう。

【数字は全て年間】

売上:8億円

原価高:6億円(原価率75%)

粗利高:2億円(粗利率25%)

人件費:1億2千万円(労働分配率60%)

人件費以外販管費:1億円

営業損益:△2千万円

この中で私がすぐに「問題」とわかるのは、「労働分配率」くらいです。

スーパーマーケットの平均的な労働分配率は44%。

対してこの企業は60%です。

 

K
K

では人件費を改善しましょう!

これでいいのでしょうか?

平均の労働分配率44%というのは、おそらく「店舗」のみの数字かな?と。
本部人件費まで含めるともう少し高くなりそうな気はします。

それでもこの企業の労働分配率60%は高すぎますが・・・。

しかし、労働分配率とは

人件費÷粗利益高

で計算される通り、

人件費が高い

のか?

粗利益高が低い

のか?

という2つの方向から考えられます。

 

粗利高をみてみましょう。

粗利率25%という数字はどうでしょう?

スーパーマーケットの平均粗利率は24〜28%(全体平均26%)です。

ということは、粗利率が低すぎるということはなさそうです。

しかし!

粗利率は

粗利高÷売上高

で計算され、さらに粗利高は

売上高ー売上原価

で計算されます。

つまり、売上の最大化ができているならば適正な粗利なのかな?とみれそうです。

 

この企業の赤字改善策のための調査深掘り事項

  1. 人件費は適正か?
    (人件費という人に関する投資に見合う利益回収がなされているか?)
  2. 部門によって人員に無駄やムラが生じていないか?
  3. 取るべき売上を取れているのかどうか?

そして

  • 取れる売上を取れていないとしたら、これを取るために現状の人員でやるべきことをやる。
  • 部門ごとの調査により、人員に無駄やムラがあるのならば調整をした上で現状の問題に取り組む。
  • 取れる売上が現状の売上でマックスならば、過剰となっている人件費を「何かしら」で吸収する。

 

赤字企業のまずやるべきことのまとめ

どこに赤字の原因があるのか?

これを損益計算書などを用いて調査します。

従業員や経営者から意見を聞くことも重要です。
しかし、ここではまず「事業結果」である損益計算書の読み解きからやった方がいいのかな?と思いました。

スーパーマーケットではありがちですが、

やれ、他の部門が悪いだの、あの経営施策が問題だった、など業績結果が他人事になりがちです。

 

また、損益計算書を読む際にも注意は必要ですね!
計算書を読む人間が、偏見や妙な感情を出してしまっては、公平公正に数字が見られなくなってしまいますから。

 

経営診断の練習〜つづく

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